
有限会社村松建材の村松です。
住宅基礎の鋼製型枠固定に使う従来の巾止め金具は、釘打ちが大変・使い切りで補充が手間と感じたことはありませんか?
今週は一発留付で固定が簡単・取り外し可能で繰り返し使える留め金具を紹介します。
作業効率のアップと道具の経済的な再利用ができますので、ぜひご活用ください。
▼公式LINEアカウントでも質問を受付中▼
[目次] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次
1.従来の型枠固定方法は手間と道具の消費量が多い
2.一発留付でラクな「留め金具」
3.繰り返し使えるので経済的
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.従来の型枠固定方法は手間と道具の消費量が多い

従来の住宅基礎の型枠固定方法は、巾止め金具を使用する場合、しない場合でそれぞれ以下のようなデメリットがありました。
<巾止め金具を使用する場合>
・(ガス銃を使用しない場合)釘打ちが大変
・巾留め金具が使い切り
・巾留め金具の厚みの分、型枠が浮くためノロが出やすい
・基礎からはみ出した金具を除去する作業が必要
<巾留め金具を使用しない場合>
・釘を打つ数が増える
・釘抜き作業が必要
・あて木の手配が手間
・釘抜き時に型枠が損傷しやすい
どちらの方法をとっても、釘抜き作業や金具の除去作業・ノロのハツリ作業などの手間がかかります。
巾止め金具を使用する場合は、都度金具を発注する手間とコストもかかり、作業面以外でも効率が悪いと思うことがあるのではないでしょうか。
2.一発留付でラクな「留め金具」

そこで、今回紹介するのが、一発留付が可能な「留め金具」です。
マックス ガスネイラ 「GS-738C」と「GS-738C2」に対応した、マックス推奨商品になります。
ガスネイラのノズルに合わせた位置決めリングが付いているので、ガイドに合わせてピンで打ち込むだけで固定作業が完了します。
ガス銃で打ち込むので、釘打ちと比べて狭い場所も簡単に留付が可能になり、作業効率アップに繋がります。
さらに、型枠に直接釘を打たないので、型枠の損傷を防止できる点も安心です。
型枠保持部で上から固定する形になるので、従来の巾止め金具と比べ、型枠と下地の間に隙間がほとんどなく、ノロが出ないキレイな仕上がりになります。
この留め金具はどのメーカーの鋼製型枠も固定できるので、留め金具を変えるだけで従来の手間を省くことが可能です。
3.繰り返し使えるので経済的

「留め金具」のもう一つのメリットは生コンを入れた後に簡単に取り外し可能で、繰り返し利用できる点にあります。
従来の巾止め金具を使用すると、使いきりになるため金具の消費量が多いことと、はみ出した部分の除去作業が手間になりますが、留め金具にはそれがありません。
使用後はバールでピンと同時に取り外すか、右側面を金槌等で打つことで金具がスライドして取り外し可能になります。
最高200回の耐久実験を行い、中央穴径では約0.02mmの変化、中央穴周辺では約2.0mmの凹みが発生したのみで、繰り返し使える十分な耐久性能を確認済みです。
一発留付で作業効率アップ・省力化ができるだけでなく、繰り返し使用可能で、長い目で見ると経済的にも優秀な商品ですので、基礎工事の際はぜひご活用ください。
製品に関するお問い合わせ、ご質問などがありましたら、村松建材・村松までお気軽にお問い合わせください!
TEL:054-259-3121







