【多くの職人さんが知りたい!?】モールテックスのおすすめ下地は?【モールテックスなんでも相談室vol.7】

2025年03月03日 | お知らせ

有限会社村松建材の村松です。

今週もモールテックスのお悩みを解決する、モールテックスなんでも相談室をお届けします。

最近のお問い合わせの中で、モールテックスの下地は何が良いの?という質問を多くいただきます。

そこで今回は、モールテックスの下地について詳しく解説していこうと思います。

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[目次] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆目次

1.下地材は何が良いの?厚みは?

2.推奨の下地はモルタル下地

3.厚みは30mm~以上を目安に

4.まとめ

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1.下地材は何が良いの?厚みは?

下地材についてお問い合わせいただく中でよくあるご質問が、「どんな下地材が良いのか」「厚みはどれくらいが良いのか」の2点です。

高い接着性能によって、様々な下地に塗布可能な点はモールテックスの魅力の一つですが、それゆえにどの下地が最良なのか判断に迷う職人さんも多いということですね。

<モールテックスを使用可能な下地(一例)>

・鉱物下地

・モルタル

・木

・金属

・タイル

・スタイロフォーム

・メラミン

・プラスチック

・ビニールクロス

下地の厚みについては、素材によってクラックを防止するための推奨の厚さが変わってきますので、一括りにコレということはできません。

そこで今回は、推奨の下地をメインにご説明できればと思います。

2.推奨の下地はモルタル下地

モールテックスの下地として最も推奨したいのは、モルタル下地です。

モールテックス自体は高い強靭性と柔軟性を兼ね備えているので、下地のたわみにも追従し、ひび割れしにくいという特性を持っています。

しかし、下地の“構造的な動き“には対応しきれない場合があるため、ひび割れを防止するためにはモルタルのような動きにくい下地を使用するのがおすすめです。

<モルタル以外の下地を使用するケース>

モールテックス施工で人気のカウンターやテーブルなどは、モルタル以外の下地を選択するケースが、よくあります。

モルタル以外の下地を使用する際は、「シナ合板」や「MDF」がおすすめです。

※集成材などですと、施工後に集成材の継ぎ目が動き、クラックの原因になるケースがあります

3.厚みは30mm以上を目安に

※下地の厚みが分かる画像があれば使用したいです

次に、下地の厚みについてですが、当社では25mm~30mmの厚みを確保することを推奨しています。

これはモルタル下地を推奨しているのと同じ理由で、下地の“構造的な動き“を極力減らし、クラックを防止するためです。

特に、木材の上からモールテックスを塗り付ける場合は、下地を補強し30mm以上の厚みを出すことをご案内しています。

施工の際には25mm~30mmを基準に、下地の材質によっては少し厚めにしておくことで、施工後にクラックが軽減できますかと思います。

4.まとめ

ここまでの話をまとめると、下地とその厚みは下記に沿って施工するのが当社の推奨する方法になります。

下地最も推奨したい下地はモルタル下地
カウンター・テーブルなどでモルタル以外を使用する場合はシナ合板やMDFがおすすめ
厚み25mm~30mmを目安に
木材の上から塗り付ける場合は30mm以上の厚みを確保

「今回はこんな下地で施工してみたい」「この場所への施工の場合はどうしたらいい?」など、疑問点がございましたら、公式LINEアカウントでもご質問を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

ご興味のある方、カタログ請求のお問合せは村松建材・村松まで

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