有限会社村松建材の村松です。
今週も、あなたのモールテックスに関するお悩みを解決する、モールテックスなんでも相談室をお届けします。
モールテックスの施工後も、長く美しさを保つために必要なのが「アク取り（水洗い）」。
この工程を飛ばしたり、洗いが不足していたりすると、施工後の美観に影響を及ぼします。
こだわりを持って仕上げた意匠性を大切にするためにも、ぜひおさえておきたいポイントです。
今回は、モールテックスのアク取りについて、実際の作業動画も交えて解説します。
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◆目次
1．モールテックスの「アク取り（水洗い）」とは？
2．アク取り（水洗い）のポイント
3．12/3(土)にモールテックス講習会を開催！
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1．モールテックスの「アク取り（水洗い）」とは？
モールテックスの塗り付け工程が終わったあとは、48時間以上の養生期間を設け、その後サンダーなどを使って表面を研磨します。
この研磨のあと、忘れずに行いたいのが「アク取り（水洗い）」です。
アク取りが必要な理由は、研磨の工程で出た粉の除去と白華の防止。
モールテックスの膜のなかにはセメント成分（エフロ成分）が含有されており、これが水分によって溶け出し、外気中の二酸化炭素と結合することで、表面に白い跡が浮き出てしまいます。
白華が浮き出てしまうと、せっかくのモールテックスの美しい見た目を損ねてしまうでしょう。
特にキッチンや洗面台、浴室などの水回りでモールテックスを使用する場合に起こりやすく、必ず水でアクを洗い流します。
2．アク取り（水洗い）のポイント
(1)モールテックス施工部分全体に水をかける
(2)しっかりと水をかけたあと、表面をブラシで擦る
(3)白い泡状（アク）が浮き出てくるので、水でしっかりと洗い流す
(4)3～４回ほど同じ作業を繰り返す
(5)最後に乾拭きをして水分をふき取る
実際にアク取りをしている作業動画をご覧ください！
※施工する際は、必ず下部より水洗い作業を行い、上部にいきましょう
（上部から水洗い作業をすると、下部に水の流れた箇所だけが、白っぽくなってしまいます）
※壁や天井部分など水洗いをするのが難しい場合は、水分を多く含ませた布で繰り返し拭き、最後に乾拭きをしてください。
しばらく時間をおいて完全に水気がなくなるまで乾燥させたあとは、保護剤を塗布して完成です。
3．モールテックスの講習会にぜひご参加ください！
今回は、モールテックスのアク取り（水洗い）について解説しました。
モールテックスの一連の施行を正しく行い、施主様に提供する価値を最大化するためには、基礎的な技術を学んでいただくことが前提です。
村松建材では、そのお手伝いをさせていただく目的で、定期的にモールテックス施工の講習会を開催しています！
私たちが培ってきたノウハウを余すことなくお教えしますので、興味のある方はぜひご参加ください！
次回の講習会の日程は、村松建材・村松までお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
TEL：054-259-3121
