いつもお世話になります。
有限会社村松建材の村松です。
今週もモールテックスのお悩みを解決する、モールテックスなんでも相談室をお届けします。
今回は、モールテックスのカラーバリエーションについて、基礎知識から施工時のポイントまでご紹介していきます。
豊富なカラーバリエーションはモールテックスの魅力の一つですので、施主様へのご提案時の強みとしてご活用ください。
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[目次] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次
1.カラーバリエーションは64種類
2.思い通りの発色にするために気を付けること
3.人気カラーは?おすすめカラーは?
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1.カラーバリエーションは64種類

モールテックスのカラーバリエーションは全部で64種類。
基本色の18色の顔料があり、その使用量を変えることで64色のカラーを調合することができます
定番の白・黒系から鮮やかな緑や青系まで、幅広い色調が揃っておりますので、「施主様のご希望のカラーが見つからない」ということがほとんどないのが大きな強みです。
万が一、この中にイメージ通りのカラーがないという場合は、お好みの顔料を複数混ぜて調色することで、さらに緻密に色調を表現することができます。
(実際に、複数の顔料を使用したオリジナルカラーで施工する職人さんもいらっしゃいます)
元々の膜が無色に近いモールテックスだからこそ、ディティールまでこだわった調整が利くということですね。
2.思い通りの発色にするために気を付けること

ここまでで、豊富なバリエーションから希望のカラーが見つかるということ、好みに合わせてオリジナルカラーを作り出すことも可能なことがわかりました。
その上で、思い通りの発色にするためにご注意いただきたいこともあります。
特に、基本色を単体で使う場合(カラーチャート通りの発色を出したい場合)のお話になりますが、
モールテックス1kgに対する顔料の使用量をきちんと守ることが重要です。
<例>モールテックス1kgに対する顔料の使用量(黒色系)顔料 NERO VITE GERMANIAを使用
・BM65→23.33g
・BM66→11.67g
・BM67→ 7.00g
・BM68→ 2.33g
このように、同系統の顔料でも使用する色番によって混ぜる量が大きく変わってきますので、過不足がないように適切な使用量を事前に調べておきましょう。
「適切な使用量が分からない」「こういった場合は?」などのご相談は公式LINEのチャット等でお気軽にご質問いただけますので、興味がある方はぜひお問合せください。
また、顔料を入れることによって、顔料に水分が吸われてしまうので、後で追加分のビールクリルを足すこともお忘れなく!
3.人気カラーは?おすすめカラーは?


最後に、豊富なカラーバリエーションの中から人気・おすすめのカラーをご紹介いたします。
<人気カラー BM57~BM60>
みなさまから寄せられる施工写真でも最も多い、グレー系が人気のカラーです。(画像上)
モルタル色の仕上がりは飽きが来ないため、長く使用するのにぴったりなカラーですね。
どんな場所に施工しても空間に調和しやすい点もグッド。
<おすすめカラー BM01>
モールテックス基材そのものの色もとても綺麗に仕上がります。(画像下)
多少黄色がかった白色で柔らかい雰囲気が出るので、ナチュラルな雰囲気を演出したい時にぴったりですね。
画像の施工事例はウレタンニス(マット)を塗布してあります。(まだ塗布後の写真の為、多少艶が出ています)
使用する保護剤によって同じカラーでも異なる表情が出ますので、希望の仕上がりに合わせて選びましょう。
ここまでで説明しきれなかった部分も含め、モールテックスはまさに無限というべき調色が可能です。
ご興味のある方、カタログをご請求の方は村松建材までお問い合わせください。
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