【モールテックスなんでも相談室vol.1】モールテックスとは?
いつもお世話になります。
有限会社村松建材の村松です。
最近こんな相談をよくいただきます。
「モールテックスってよく聞くけれど、詳しく知らないから手を出しづらい。」
ということで、今回からモールテックス(MORTEX)のお悩みを解決するメールマガジンをお届けします。
今日は初回ということで、モールテックスの特徴について紹介します。
[目次] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次
1.モールテックスとは
2.天然石のような風合い・意匠性の高さ
3.強靭な表面強度をわずか2~3㎜の膜厚で実現
4.ほぼすべての下地に使用可能
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1.モールテックスとは
モールテックスは、ベルギー発祥の優れた機能性と高い意匠性を持つ「デザインコンクリート」を薄塗りでつくれる仕上げモルタルです。
新築・改築を問わず、生活空間の様々なシーンで幅広いデザイン性を追求するために、室内外はもちろん水場でも施工可能な左官塗材として開発されました。
オフィスや住宅の壁面・床はもちろん、家具や什器にも施工可能と、アイディア次第でインテリアの装飾にも使用できる塗り材として注目を集めています。
2.天然石のような風合い・意匠性の高さ
※HP施工事例の画像などを添付可能であれば使用(風合いや色のイメージ)※
モールテックスの魅力はなんといっても個性的で肌触りの良い天然石の様相。
生活空間の様々なシーンをシームレスな鉱物表情に変えることで、モダンシックな空間を演出します。
*また、膜は白色ベースに薄い黄色。→もっと伝わりやすい表現に変更してください。
お望みの顔料を混ぜて無限の色調を生み出すことができます。
建物に個性を出したい、家具等と併せて統一感のある空間にしたい施主様におすすめです。
3.強靭な表面強度をわずか2~3㎜の膜厚で実現
※普通の膜厚との比較画像あれば使用※
通常のコンクリートの圧縮強度は、20N(ニュートン)と言われていますが、モールテックスの圧縮強度は薄塗りなのに何と!32N(ニュートン)で、コンクリートの1.5倍の圧縮強度があります。
モールテックスは、薄塗りで仕上げをする塗り材なので、現在の建築に使用されている下地の上から施工ができ、一般的消費量の抑制、それに伴う輸送コストや環境負荷も大幅に減少させる製品です。
さらに、通常のモルタルでは懸念される問題点を克服し、建物の美観と耐久力を引き上げる機能性を実現してます。
【機能性】
・通常のモルタルのような「ヒキ」がなく、自身の乾燥で割れない
・一般建材のたわみに追随する柔軟性
・水を通さず、水に溶けない防水性
これらの機能性を持ちながら約2~3㎜の膜厚で施工可能であり、リノベーションや制限のある現場など、モールテックスが有効な場面は多岐にわたります。
とはいえ、実際にどんな場面で使用可能なのかが気になると思います。
次はモールテックスが使用可能な場面をご紹介します。
4.ほぼすべての下地に使用可能
モールテックスは強力な接着性能を持っているため、大抵の下地に使用可能です。
【モールテックスが使用可能な下地(一例)】
・鉱物下地
・モルタル
・木
・金属
・タイル
・スタイロフォーム
・メラミン
・プラスチック
・ビニールクロス
例えば、リノベーション時に既存のタイル面の上からそのまま塗布することもできます。
これによってタイル除去の作業やそれに伴う廃材処理費用が不要になるというメリットもあります。
前述の強度や防水性能も併せて、床から天井、水回り、ガレージといった生活空間だけでなく、プールなどの屋外の施工にも対応できるため、施主様のニーズに合わせて幅広い提案に活用ください。
施工場所やデザインの希望に合わせて、モールテックスにはまだまだ可能性があります。
今後も皆様の疑問を解決できる情報を発信していきますので、気になることがあればぜひご質問ください。
詳しくは村松建材へお問い合わせください。